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食べ過ぎると危険…ヘルシーなイメージのひじきに発がん性物質!?

豆腐や納豆、玄米などこの国で昔から食べられてきた“和の食材”には、美肌に導いてくれるものやPMSを緩和してくれるものなど、女性にとっては嬉しい効果を期待できるものが数多くある。

そんな和の食材の中でも、ひじきは鉄分を非常に多く含み、必須ミネラルや食物繊維も豊富。毎日意識して食事に取り入れている女性も多いのではないだろうか。

しかし、そんなひじきが実は食べ過ぎると危険であることをご存知だろうか。知らずに大量に食べていると怖い、その理由とは!?

 

■有毒な無機ヒ素がたっぷり! 

まず最初に知っておいてほしいのは、ヒ素とはいろいろな食品に少なからず含まれているということ。また、ひじき以外の全ての海草類にもヒ素は存在する。しかし、それらは大抵の場合有機ヒ素であり、身体に対する悪影響は無機ヒ素と比べて小さい。

一方で、ひじきは有毒性である無機ヒ素を多く含んでおり、長期的に摂取すればガンを発症する可能性があると報告されているのだ。

女性の中でも、 とくに食べ過ぎないよう注意したいのが妊婦だ。胎盤を容易に通り抜ける無機ヒ素は、胎児にとって有害であることがわかっているからだ。動物実験においても、母体が多量にひじきを摂取することで、胎児に脳障害が起きたという事例も確認されている。

 

■安全にひじきを食べるためには

(1)水に30分間つけておく

無機ヒ素は、水に溶け出しやすい性質がある。そのため水洗い、水戻し、ゆでこぼしといった下処理をすることで無機ヒ素の摂取量を減らすことができる。

農林水産省による調査によると、乾燥ひじきをその重量の40倍にあたる20℃の水に30分間つけておいたところ、総ヒ素の50〜66%が溶け出すことがわかった。ひじきを茹でたり煮たりする場合、まずは水につけ、その戻し水は使わないようにしたい。

(2)一日の摂取量を守る

世界保険機関(WHO)が規定している、一週間における無機ヒ素の摂取量は15μg/kgである。これを体重50キロの人に当てはめると、毎日乾燥ひじき4.7g以上を継続して食べない限り大丈夫ということになる(乾燥ひじきを水戻しでヒ素を減少させた場合)。

 

ひじきには女性に嬉しい効果が詰まっているのも事実。量を考えて上手に付き合っていきたい。ダイエットや美容を追求するあまり特定の食材を過度に摂りすぎることなく、バランスの良い食事を常に心がけることが大切だ。

(美島そら)

 

【参考】

※  食品中のヒ素に関するQ&A – 農林水産省