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下半身デブには当帰芍薬散…冷え症の症状別「医師オススメ漢方薬」

真冬が近づいてきましたが、みなさんは冷え対策は万全ですか? 特に女性の冷えは月経不順やむくみなど、美や健康を損なう危険があるので避けたいですよね。そこで今回は、大田区下丸子の内科・産婦人科・美容皮膚科『医療法人社団暁明会 井上メディカルクリニック』井上憲理事長に聞いた、気になる部分や症状別“冷えを撃退するオススメ漢方薬”をご紹介します。

 

■腰より下の冷えが気になる人は『八味地黄丸』! アンチエイジング効果も

寒くなると腰より下が冷えやすく、頻尿や残尿感が気になる人、夜中に頻繁に起きる……。そんな方にオススメなのが『八味地黄丸』。体全体を温めて冷えによる機能低下を良い状態に戻す作用のある漢方薬です。

「また、下半身下腹部全体に作用し、生殖器の機能改善とともにアンチエイジング作用があることも有名です。さらに、妊活中のかたにもおすすめできる漢方です」

 

■下半身がむくむ……下半身デブ状態を改善したい人には『当帰芍薬散』

下半身が冷えても、上記とは逆にトイレの回数が少なく、手足がむくみやすく、冬場にブーツのファスナーが上がらない……。そんな悩みを持つ人にオススメなのが『当帰芍薬散』。

「水のめぐりを良くする生薬が3種類含まれていて、冷えて水分を溜め込みやすい方の体を温めつつ、水分代謝を良くして余分な水分の排出を促し、足腰のむくみと冷え症によく効きます。

また血行がよくなることでシミやクスミ、貧血などの改善も。ホルモンバランスが整うので生理前の不調にもオススメです。補薬として、体を温め、身体機能を高め水分循環を良くする働きのある真武湯を用いることもあります」

補薬とは、相乗効果が期待できる漢方薬を“チョイ足し”すること。

筆者も『当帰芍薬散』を、生理前に処方していただきましたが、マイルドな効き目でゆっくり症状がラクに。またお肌のクスミも気にならなくなりました。

 

■とにかく冷えるんです! という方には『当帰四逆加呉茱萸生姜湯』

下半身も上半身もともかく冷え性なんです! とにかく温めてください! という症状の方にオススメなのが『当帰四逆加呉茱萸生姜湯』。体を温める生薬9種類が含まれている、手足の血行を改善する名薬です。こちらも、真武湯を補薬として合わせると、相乗効果が期待できるそう。

 

いかがでしたか? “冷えは万病の元”と言いますが、ホルモンバランスや自律神経の乱れにもつながるので美容にも大敵です。気になる漢方があればぜひ、近くの漢方取扱病院に相談してみてくださいね。

 

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【取材協力】

※ 『井上メディカルクリニック理事長』 院長/井上憲・・・慶應義塾大学医学部卒後研修終了、日本産科婦人科学会認定専門医、母体保護法指定医、東京産科婦人科学会学術編集委員。内科、産科、婦人科だけでなく、美容皮膚科も併設。メディカルサプリメント・ニンニク・ビタミン・プラセンタ注射などが受けられる。男性向けには、脱毛症だけではなく、肌質改善(にきびなど)やヒゲ脱毛などの診療も行う。