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秘密兵器はコレ!受験本番でわが子をリラックスさせて力を発揮させる方法

1月から3月にかけては、お子さんの受験を控えているお宅も多いと思います。中学受験、高校受験、そして大学受験……それぞれの年齢によって親御さんのかかわり具合もさまざまだと思いますが、お子さんに「勉強してきた成果をすべて発揮してもらいたい!」という思いは同じでしょう。

とはいえ、まだ10代のお子さんにとって、入学試験というのは慣れない試練の場。独特の雰囲気にのまれて、緊張してしまうかもしれませんよね。「合格しなければ……」というプレッシャーに圧し潰されそうになってしまうお子さんもいると思います。

そんな緊張感やプレッシャーのために、せっかくの勉強の成果がうまく発揮できなかったら、もったいないですよね。

今回は、わが子の受験経験をもつ筆者が、東京都江戸川区にある鶴田式算数塾の鶴田進先生からうかがったお話を参考に、緊張やプレッシャーに負けず、試験にできるだけリラックスした状態で臨む方法をお伝えします。

 

■緊張したら、リラックスしている状態を思い出す

受験生のお子さんに、何度も模試を受けさせて“場慣れさせてきた”という親御さんは多いと思います。ですが、模試はあくまで模試。模試ではリラックスしていたお子さんでも、本番は緊張してしまう可能性があるのです。

そんな、緊張したりプレッシャーがかかったりする試験本番などの場面で上手にリラックスするには、まずは“リラックスしているときの状態”を記憶しておき、緊張やプレッシャーを感じたときにそのリラックス状態を思い出す、という方法が効果的であるそうです。

ではどうやってリラックス状態を記憶して、どうやって思い出すのがいいのでしょうか。

 

■リラックス状態を記憶しておく方法とは

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鶴田先生によれば、多くの人がリラックスしている状態というのは、入浴中とのこと。この入浴中の状態を記憶しておき、緊張やプレッシャーを感じたときにその状態を思い出す、これがリラックスするのに効果的な方法なのだそうです。

では、その入浴中の状態を記憶しておくにはどうするか、ということですが、これは“匂い”で記憶しておくのがいいとのこと。

たとえば、試験前に何日か、入浴剤やエッセンシャルオイルなど、香りのあるものをお風呂のお湯に入れて入るのです。そして、その匂いを“入浴中の状態の匂い”として記憶しておくという方法です。

もともと毎日同じ入浴剤などを使っているご家庭でしたら、そのままその匂いがすでに入浴中の匂いとして記憶されていることでしょう。そうした、すでについている匂いの記憶は、変える必要はありません。

ただし、エッセンシャルオイルを入れたお湯は、肌が敏感な方や乳幼児のごきょうだいなどが入ると、肌が赤くなったり、刺激でピリピリしたりする可能性があるので、避けてください。また、敏感肌でなくても、入れる量は少なめに。記憶のためですから1滴でも十分です。多くても5滴までにとどめておきましょう。

 

■記憶をこの方法で強制的に思い出させる

こうしてお風呂の匂いを記憶させたら、受験当日に、たとえば、ハンカチなどにその匂い、つまり入浴剤の匂いやエッセンシャルオイルなどを含ませ、試験の直前に嗅げばいいのです。これで、リラックスしている状態の記憶が思い出されるということなのです。

「お風呂に入っているときの状態を思い出せ」と言われても、きっかけがないと難しいと思いますが、この方法では、香りによって、強制的にその状態を思い出せるということ。高い効果が期待できるそうです。

ただし、ハンカチに香りを含ませすぎると、試験会場中に匂いが漂って、周囲の迷惑になってしまいますし、恥ずかしいことになってしまうので注意が必要です。それが気になって試験に集中できず、逆効果になることもありますから、匂いをたくさん含ませすぎないように、くれぐれも注意なさってください!

あくまで“リラックスの秘密兵器”として、こっそりと含ませるのにとどめましょう。

 

いかがでしたか。日常生活の中でも、花の香り、お料理の匂いなど、何かの匂いを嗅いだ時に、いきなり子どもの頃の記憶、しばらく会っていない人との思い出などがよみがえるということがあると思います。

そんなふうに、匂いは記憶を蘇らせることができるものなのです。お子さんの大切な場面でも、うまく活用してみてくださいね。合格をお祈りしています!

(ライター 川口沙織)