Itmama

頭ごなしに叱らないで!「子どもの嘘」に隠された納得のワケ

source:http://www.shutterstock.com/

子どもの成長は親にとって何にも勝る喜びです。が、知恵が働くようになったとはいえ、ウソやずるには困ってしまいます。

今回は子育てアドバイザーである筆者が、ごまかし・ウソ・ずるな子どもに対する、親としての対処法例をご紹介します。

[nextpage title=”「ウソやごまかし」が発生しやすい状況があった!?”]

子どもの「ウソやごまかし」には必ず理由があるもの

頭ごなしに怒ったり叱ったりする行為は全く効果が無いことは、皆さんも薄々気付いていますよね。

「それは絶対ダメ」という最終判決をいきなり下すのはやめて、代わりに「この子はなぜウソをつかなければならなかったのだろう?」という視点を持ちましょう。

人間の行動は、“そうせざるを得なかった理由”が多くの場合存在するものです。たとえ小さな子どもだとしても、です。

 

「ウソやごまかし」が多くなる状況例

・「親の制限」が厳しすぎる

例えばわが家は、お友だちの家庭と比べると、こどものおやつに厳しい制限があります。添加物たっぷり、砂糖たっぷりの市販のお菓子は身体に良くないので、誕生日会などの例外を除いて、子どもたちには極力与えていません。

が、最近になって、5歳の息子がお友達と買い食いするという事件が発覚しました。親からの制限が厳しく、また子どもがそれに納得していない場合、ウソやごまかしに発展するいい例です。

こういう場合は「親が何故そのような制限をしているのか?」子どもに分かってもらえるように、とことん話し合うことが必要です。

 

・失望して欲しくない/自信が無い

その場さえしのげればいい、ウソをついてでも怒られたくない、大人に失望して欲しくない、などの動機でウソをつく子どもは、自分のことが信じられず、好きではないので、その場しのぎの行動を取りがちになります。

この場合、怒るのは逆効果です。どんなことでも、正直に言って欲しいと思っていること、正直に言ってくれれば大人は怒らないことを伝えて下さい。

また、そう言ったからには、子どもの信用を獲得できるような行動を取りましょう。どんなに悪いと思われるウソでも、正直に打ち明けてくれたら、「教えてくれてありがとう」と伝えて下さいね。

[nextpage title=”「ウソをつく子」とレッテルを貼らないで!”]

「ウソをつく子」という決め付けは百害あって一利なし!

・大人と子どもの「信頼関係」が大切

一度、もしくは複数回ウソをついたとしても、相手が子どもである以上は大人が正しい方向へ教え導く責任があります。そのために、双方の間に信頼関係があることは、絶対の条件です。信頼していない相手の言うことに、従えるはずはありませんからね。

そのためには、まずは大人が子どもを信じることが大切です。「この子は今回、たまたま間違った表現をしてしまっただけ」という前提で接すると、子どもも素直に耳を傾けてくれるはずです。

 

・「ウソやごまかし」は絶好のチャンス?

筆者の息子の事件例では、筆者はこの事件を“親子で食べ物について話し合う機会”と捉え、じっくりと話を聞き、またこちらの話も聞いてもらいました。結果的には話してよかったと思っています。

どんなケースでも、“災い転じて福と為す”ことができるはずです。また、ウソやごまかす能力のある子は、適応能力が高く、賢いことも多いです。それに、大人だって全くウソをつかない人なんていないですよね。

心のどこかで、「この子は賢い子だなあ」なんて感心しているほうが、意外と早くめんどうごとが収まるかもしれませんよ。

 

【画像】

※ VGstockstudio / Shutterstock