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「仲良しの子が始めたから…」習いごとの連れション入会は本末転倒です

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女性は群れたい生き物、ついつい相手の行動に合わすことを優先して“風見鶏”のようにあっちを向いたり、こっちを向いたりしてしまうものです。

でも、習いごとを選ぶときはこれはよくないですね。子どもの将来を見据えて、わが子に「これこれこういうことを身に付けさせたい!」というブレない気持ちが大切です。

そこで今日は、『1人でできる子になる テキトー母さん流子育てのコツ』の著者の立石美津子がお話します。

  

[nextpage title=”子どもはヤル気なし「ママ友の子が始めるからわが子も」は、アリ?”]

やる気がないのに「ママ友の子が始めたから」と申し込むのはNG!

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わが子は、絵を描いたり工作をするなど椅子に座って緻密(ちみつ)な作業をするのが大好き。

けれども周りの友達がサッカー教室に通い始めると「うちもやらせないとダメかしら」と不安になることってありませんか?もちろん、本人が運動が好きでサッカーもやりたがっているのならば、それも1つの選択です。

でも「僕はお絵描き教室に行きたい。サッカーなんかやりたくない!」と言っているのに、これを無視して「みんなは申し込んでいるのだから、あなたもサッカーやるのよ」とするのはどうなのでしょう?

 

“子ども自身が好きなこと・やりたいこと”ではなく“親がやらせたいもの”、しかもその理由が“周りがみんな通い始めたから”の動機はよくありません。

 

習いごとは「お友達と何かをするため」に始めるものではない

本来“習いごと”は、お友達と何かをするために始めるものではありません。子どもの将来を考えて選択するものです。

実際、仲の良い子が同じクラスにいると集中できず、私語をしたり互いにちょっかいを出すこともあります。困り果てた先生は席を離したりして対応します。その後、「僕は○○ちゃんと座りたかったのに…」とご機嫌斜めになってしまうこともあります。

習いごとは目的があって通います。

「○○ちゃんが申し込んだので、ウチもやらせます」

「○○ちゃんと同じクラスにしてください。」

なんて言わない方がいいかもしれませんね。

[nextpage title=”何も身につかない…。習いごとの「連れション辞め」とは?”]

友達の子が辞めるから、わが子も…。「連れション退会」は何も身につかない

“連れション”とは“連れだってトイレに行くこと”を指す俗語です。

保育中、誰かが「おしっこ」と叫ぶと「僕も、私も」と行きたくもないのに子ども達が席を立つことがよくあります。

これと似ていて、親しいママ友が「公文を辞めてバレエに通わせる」と言い出すと「だったらウチもそうするわ」と真似したくなります。子どもが喜んで通っているのに何となく、一緒に辞めるのはちょっと待って下さい。

こんな風に、入会したり退会したり習いごとのハシゴをしていると「折角、入会金や道具代などの費用を投資したのに、たいして身に付かなかった」という残念な結果に終わってしまいます。

 

 

年度替わりに担当の先生が変わることもあります。「今度の先生はなんとなく気に入らないから」と辞めるママがいます。

先生の良し悪しは重要ですが、「わが子に○○を習得させたい」と思って続けてきた習いごとなのに、こんな理由で退会するのは勿体無いですよね。

先生に不満があったらクラスを替わりたいと申し出る、または運営側に“先生の指導力が低く不満である”としっかりと伝えましょう。

自ら去って行くのは自分の子どもが損するだけ。こんな時にはわが子のために、ちょっとだけ“モンスターペアレント”に変身することもときには必要かもしれませんね。

 

【画像】

※ Syda Productions , Hung Chung Chih / shutterstock