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おつまみがおかずに変身!? 子どもも食べやすい「かわきもの」アレンジレシピ

「かわきもの」はおつまみの定番。パパの晩酌用に、ストックしている家庭は多いかもしれませんね。少量でもお酒が進む優れモノではありますが、それゆえに開封してもなかなか消費しきれないのがネックです。そんな余ったかわきものがあれば、おかずにアレンジしてみましょう!

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■さきいかは万能選手

子どものおやつやおつまみとしても人気の「さきいか」は、アレンジの幅が広い優秀な食材です。味がついているので、調理が楽というメリットもあります。

一番簡単なのは、炊き込みご飯にする方法。ご飯を炊くときにほぐしたさきいかを入れれば、風味豊かな一品のできあがりです。かためのものでも圧力でやわらかくなるので、子どもにも食べやすくなります。

量はお好みですが、米3合に対してひとつかみ程度でしょうか。ニンジンやゴボウなどの野菜と一緒に炊き込めば、彩りや栄養価もプラスできて便利。開封したもののなかなか食べきれない場合に試してほしいメニューです。

やわらかいタイプのさきいかなら、天ぷらとしてアレンジ可能。居酒屋でも人気メニューとして知られています。

ほぐしたら衣をつけて揚げるだけですが、サクッと仕上げたいなら卵の代わりにマヨネーズを使うのがおすすめ。加熱することで酸味が気にならなくなるので、「卵を買い忘れた!」というときにも役立ちます。

小麦粉と水の割合は1:2弱、水には冷水を使うとよりサクサクの仕上がりになります。そこにマヨネーズを少し加えるだけ。衣の総量にもよりますが、小麦粉が100gなら大さじ1くらいを目安にするといいでしょう。

鍋の中ではさきいか同士がくっついてしまうので、箸でほぐしながら揚げるようにします。そのままでもおいしいですが、マヨネーズや塩などをつけてもOKです。

さきいかといっても、その原料は「イカ」なわけですから、酢の物としてわかめやキュウリと和えてもOK。かたさが気になる場合は、酒や水をかけて電子レンジであたためるとやわらかくなりますよ。

■ビーフジャーキーでスープを作る

そのままではかたいビーフジャーキーは、野菜と煮込んでスープにしてしまいましょう。コンソメ系でもトマト系でも、洋風なら何でも合います。もちろん、シチューやカレーに入れてもOKです。

わが家では、玉ねぎ、豆と一緒にコンソメベースのスープを作ります。玉ねぎを好みの大きさにカットし、水煮の豆とビーフジャーキーとともに鍋で煮るだけ。レシピというほどのものではありませんが、豊かなコクがたまらない味わいです。

ニンジンなど、ほかの野菜を入れてもいいのですが、このうま味を味わうために、あえてシンプルな構成にしています。水煮の豆がなければ、玉ねぎだけでもおいしいです。

■するめはだしの素材に

するめはおつまみだけでなく、子どものあごの発達をよくするために、おやつとして与えることがあるかもしれません。でも、全部食べ切るのは大変だし、塩分も気になることからやはり余ってしまいがちです。

しかし、このするめは、「だし」としても活用できるのです。しかも、塩分が含まれているので、それだけでもおいしい澄まし汁にもなります。

するめをお湯に1時間ほど漬けておき、汁ごと煮物に使えば、イカも無駄なく食べることができます。山形名物の玉こんにゃくにはするめのだしが使われており、こんにゃくとの相性は実証済み。ほかに、大根などの根菜と煮てもおいしいです。

かわきものは干すことでうま味が凝縮されているので、いいだしが取れるものが多いです。また、もとは肉や魚なのですから、ふだんと同じような調理法でアレンジ可能。おつまみではなく「味の付いた食材」と考えると、バリエーションが広がりそうです。

(藤井蒼)