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油で揚げない! 爽やか風味のコロッケ 「アボカド梅干しのノンフライコロッケ」【今日の時短ごはん Vol.2】

こんにちは。料理研究家の越野美樹です。だいぶ暖かくなってきて、南国の果物が食べたくなる日も出てきました。

今回は、森のバターと言われるほどなめらかな舌触りが楽しめる、アボカドのお料理をご紹介します。アボカドは、そのままわさびじょうゆで食べてもよし、グリルやサラダなど、どんなお料理にしてもみんなの人気者ですね。

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アボカドは半分に切った瞬間から変色がはじまりますが、レモン汁をしぼると黒くなるのを防ぐことが知られています。今回は、レモンの代わりに梅干しを加えてみました。梅干しの酸味を加えることで、時間がたってもアボカドはフレッシュな緑色のまま。

この爽やかなアボカドの梅和えを使った、ノンフライコロッケをご紹介します。

揚げ物は準備と片付けが大変ですが、今回は油で揚げません。コロッケの具は、つぶしたアボカドに梅干しを合わせて丸め、そして、パン粉をオイルで炒めてまぶすだけ、プライパンひとつでできますよ。

つぶしたアボカドに梅干しをあわせてまぜるだけ。簡単にコロッケの具材が完成。

帰ってきて、子どもに揚げ物が食べたい! と言われた日に、メインにもなるから助けられる一品です。

■「アボカドと梅干しのノンフライコロッケ」の作り方

レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹

【材料】2人分
アボカド 1ケ
梅干し 1粒
パン粉 大さじ3
オリーブオイル 大さじ1

【作り方】

1、アボカドは皮をむいて(※)、マッシャーかフォークでつぶし、ボウルに入れる。

※下記にアボカドの詳しい切り方、むき方をご紹介しています

2、梅干しを包丁でたたき、1に加えてよく混ぜる。一口大に丸める。

3、フライパンにパン粉とオリーブオイルを入れてよく混ぜ、弱火できつね色になるまで炒める。

4、2を3のフライパンでコロコロ転がし、パン粉をまぶす。

梅干しの酸味と塩気で、さっぱりいただけるノンフライコロッケ。時間がたっても梅干しがアボカドの鮮やかな緑色を保ってくれるので、お弁当のおかずにもオススメです。

できたてを食べたいときは、パン粉にオリーブオイルをまぶした後、オーブンやトースターで温めるとアツアツをいただけます。

■失敗なし!アボカドの選び方

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アボカドを切ってみたら、まだ固かった! という失敗、ありませんか? 皮の色が薄いものは、まだ未熟な証拠。

よく皮にシールがついていますが、シールと同じ色になったら食べごろと言われています。皮がまっ黒でシワシワだったり、ヘタが黒かったりとれているものは、逆に熟しすぎです。

まだ熟していないアボカドを買ってきたら、しばらく常温で置いておくとやわらかくなります。温度が低めの冷蔵庫に入れると、常温に戻してもそれ以上追熟しなくなってしまうので、注意が必要です。

■一度覚えると便利!アボカドの種と皮の処理の仕方

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種をとるときにアボカドの形が崩れてしまった経験はありませんか? アボカドは、ちょっとしたコツできれいに実を取り出せます。


1、アボカドを縦半分に、種まで包丁を入れて一周させます。アボカドをねじれば簡単に半分に割れます。


2、片側についている種に包丁を入れるか、スプーンですくうようにするとぽろっと種が取れます。


3、皮と身の間に指を入れて、押し出すようにすると簡単に皮が剥けます。


半分に切ったときに種が簡単にはがれないのは、まだ若いアボカドの証拠。今回のディップのようにクリーミーなお料理には使えないので、グリルで焼いたり天ぷらやフライにしたりしていただくのがオススメです。

半分だけ使いたいときは、保存するアボカドの方に種をつけたまま、切り口にレモン汁などをまぶすと変色しにくいですよ。

アボカドは一年を通して出まわっていますが、やっぱりこれから暖かくなる季節に食べたくなりますね。下ごしらえを覚えれば、アボカド料理が広がりますよ。お子さんと一緒に丸めて、パン粉をつける作業も楽しいので、ぜひ試しくださいね。
(越野 美樹)