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ディープすぎる喫茶店「DEN・EN」で焼き氷を食べてきた

大阪の観光名所、通天閣がそびえる「新世界」。一度は写真やテレビで見たことがある人もいるでしょう。ここは大阪でもディープなエリアとして有名ですが、この新世界に「焼き氷」というスイーツが食べられるお店があるんです。というか、氷を焼くの?どうやって??

今回はその「焼き氷」を食べに新世界へ行ってみました!

通天閣の麓にあるディープな喫茶店「DEN・EN」

筆者、実は新世界エリアに来るのは初めて。意外と小さかった通天閣を通り抜け、目的のお店へ向かいます。…しばらく歩くとそのお店が現れました。

お店の名前は「DEN・EN(田園)」。事前情報や写真では、普通のレトロな喫茶店かと思いましたが、外観からしてちょっとディープな感じが…。壁にはメニューがいっぱい貼られています。

看板にも料理メニュー。とにかく、提供している料理の数が半端ない。しかし、私たちの目的は「焼き氷」でございます。

ありました!「焼き氷」の看板。「平成の焼き氷」と書いてありますね。周りには有名人のサインだらけです。

こちらには「焼き氷の提供は15時から。当日予約制」と書いてあります。実は「焼き氷」を食べるには予約が必要なんです。筆者も事前に予約をしてお店に向かいました。

予約した時間までまだありますが、店内で待たせてもらうことにしました。

店内に入ると、さらにディープな世界が!

壁一面にはメニューがいっぱい貼ってあります。

天井までびっしりです。食べてみたいものもいっぱいありますが、焼き氷のために我慢…。気になるメニューだらけです。

ふと、目の前の壁を見ると

「バウム食変(くうへん)」

…ダジャレ?

写真を見る感じだと、バウムクーヘンにクリームが乗っかっっているようですが、とても気になります。

そして、お店の奥にはなぜか滝が流れていますよ。

時間までコーヒーをいただくことにしたのですが、紙のメニューの方を見ると

「大阪トースト(中身はヒミツ!?」
というメニューが。うお〜〜!気になる!お店の人に聞いたら「甘くはないけど、どっちかというと甘いもの」が載っかっているそう。大阪ならではのものらしいですが、一体何が載っかったトーストなのか。

こんな感じで、肝心の主役「焼き氷」が提供される時間まで、飽きることなく待つことができました。


「焼き氷」の美味しさに感動!
さて、今回の主役の「焼き氷」ですが、NHKの朝の連続ドラマ「ごちそうさん」に登場して話題になったスイーツでもあります。諸説では明治時代から食べられていたという氷菓なのだとか。当時のレシピは残っていなかったのですが、通天閣100周年を記念して、この「DEN・EN」が復活をさせたのだそう。

いよいよその焼き氷が提供される時間になりました。

お店の方が周りの方に声をかけ、電気を消していきます。そして目の前に現れた「焼き氷」

ちょっと暗くて見えにくいですが、陶器のマグカップの上にはクリームみたいなものと、こんもりと盛られた砂糖が。

この砂糖の上にブランデーをかけてくれます。そして…

着火!!

じわじわと広がっていく青い光がとても綺麗で神秘的です。「燃え終わるまで待ってくださいね」ということでゆっくり炎を眺めながら待ちます。

炎が少しずつ下に下がって、燃え尽きました。

焼き氷が出来上がるまでの動画はこちらをご覧ください。

Kaori Simonさん(@simon_kaokao)がシェアした投稿 – 2017 4月 14 7:46午前 PDT

燃え尽きると、明かりをつけてくれます。

これが焼きあがった「焼き氷」。ほんのりとブランデーのいい香りが漂ってきます。

そして、甘い砂糖の香り。上にかかっているのはアイスクリーム?

すくい上げてみると、なかなか濃厚そうです。

バニラアイスの下には、カラメルに浸かったかき氷と、細かく刻まれたいちごが。これにブランデーをちょこっとかけて食べてみます。

これは美味しい!甘いのですが、カラメルとブランデーの苦味が合わさって、大人のデザートという感じです。気がついたらあっという間に完食してしまいました。

あまりにもディープすぎるお店に一瞬躊躇してしまいましたが、ここで食べた「焼き氷」は繊細な大人なデザートで、また予約して食べたいと思うほどでした。明治時代の人が楽しんだという「焼き氷」。新世界に足を伸ばしても食べる価値はありますよ!

そして、この「DEN・EN」のディープな世界観もぜひ味わってみてくださいね。こっちもきっとクセになるはずです。

(西門香央里)

DEN・EN(田園)
大阪府大阪市浪速区恵美須東2-3-22
06-6632-7774
※焼き氷を食べるには予約が必要です