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イケてるプロフ写真は自分より「友達が選んだもの」豪大研究で判明

心機一転の春。新年度になると、学校や会社でも名簿やIDカード作成のために、顔写真の提供が求められることがあるでしょう。SNSのプロフィール写真を変更したというひとも多いのでは? でも実はそんなとき、写真は絶対に自分で選んではいけないのです。一体どういうことか、オーストラリアの大学が発表した研究をもとに紹介します。

自分と他人で違う“イケてる”プロフィール写真

研究をおこなったのは、オーストラリア・ニューサウスウェールズ大学のDavid White氏らの研究チーム。

その研究ではまず、102名の学生たちに12枚の自分の写真を用意させ、自分が考えるもっともイケてる写真を選ばせました。そして同時に、自分以外の学生たちが考える、その人物のもっともイケてる写真を選ばせました。

つまり、自分が考えるイケてる自分の写真と他人が考えるいけてる自分の写真は一致するのかということが調べられたんです。

 

第三者が見比べると……

そして、その選ばれた2種類の写真を、それらの実験内容を知らせていない見ず知らずの160名が、どちらの写真がイケてるか、10段階で判定しました。

その結果、おおむね自分で選んだ写真に対する評価は低く(イケてない)、他の学生たちが選んだ写真は評価か高い(イケてる)ということがわかたんです。

 

プロフィール写真選びはオシャレと一緒

このことからわかるのは、プロフィール写真選びはオシャレと一緒ということ。

よく、筆者が大学で化粧やファッションの授業をするときに、学生たちに「オシャレかどうかは、自分が決めるのではなく、自分を見ている第3者が決める」という話をします。

どういうことかといえば、たとえばデートに行くときの服装って、同性である女子からウケるファッションが、必ずしも男子からもウケるとは限りませんよね。

また、冠婚葬祭やフォーマルなイベントで、自分ではちゃんとした装いをしているつもりでも、年配のひとからみればそうでないということも、往々にしてあります。

つまり、外見に関するルールや意識は、男女や世代によって違うんです。そのため、自分がいいと思っていても、周囲が同じように考えていなければ、それはオシャレなファッションではないということなんです。

そして、プロフィール写真にも同じことがいえます。自分がイケてると思っていても、周囲がイケてると思わなければ、それはイケてる写真ではないんです。

特に写真に関していえば、自分自身がもっている自分のイメージ(セルフイメージ)が投影された写真(自分が考えているイケてる自分)が、必ずしも他人から高評価なわけではないということなんです。

 

いかがですか?

結論としては、プロフィール写真を選ぶときは自分ではなく他人に選んでもらうほうがよい、ということでしょうか。

自分的には「ナシだな」という写真でも、他人がそれを選んだのであれば、その写真はイケてる写真なんですから。

 

 

【参考】

David White(2016)「Choosing face: The curse of self in profile image selection」(Cognitive Research: Principles and Implications)