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英語なんて後からでいい!? 「グローバル人材」に本当に必要な4つの素養

グローバルで活躍できる人材となるべく英語を勉強していたのに、いつのまにか英単語を覚えることだけに必死になっていたということはないだろうか?

英語を回転寿司のベルトコンベアに例え、「グローバルで活躍する人材になるために重要なのは、寿司を運ぶベルトコンベアではなく、ネタ(話題)のほう」と話すのは、創客営業研究所の代表で経営コンサルタントの木村尚義さんだ。グローバルで活躍したいと思った時、単に“英語が話せる”だけではダメだということだ。

では、英語にのせて“新鮮でおいしいネタ”を提供するためにはどうしたらいいのだろうか?

そこで今回は、木村さんにグローバル人材に必要な4つの教養とスキルを伺った。

 

■1:世界史と日本史両方を知っておくこと

「外国の方と仕事をする場合、相手の国の歴史を知っておくと、その国の文化を支える背景がわかり便利です。もちろん、日本の歴史を自分の見解で述べられることも大切です。

思いもよらぬ歴史の質問をされることも多いので、そんな時のために、引き出しを増やしておきましょう」

 

■2:世界で通用する“専門分野”を持つこと

「これだけは誰にも負けないという知識、専門分野です。仕事のみならず、趣味の分野でもいいでしょう。

私の場合は、IT技術です。海外の状況を日本に伝えたり、逆に日本の現状を海外に紹介したりして、結果的に数冊の書籍を出版し、2カ国語に翻訳されるに至っています」

 

■3:相手が何を望んでいるかを察する力を持つこと

「こちらの主張を一方的に押し付けても受け入れられません。どうしたら相手の欲する事にこちらの主張を当てはめられるかを探る必要があります。

そのためには、相手の求めることを察するようにします。はずしても軌道修正して、最終的な着地点を見つければよいのです」

 

■4:独自の視点を持つこと

「これは、一朝一夕に身につけることはできません。日ごろから新聞や書籍を読み続け、自分の頭で深く考える習慣が必要になります。メディアの受け売りじゃない、独自の視点を持つことが最も大事でしょう」

 

以上、グローバル人材に本当に必要な4つの素養についてお届けしたが、いかがだろうか?

筆者は、海外営業をしていた頃がある。インドの薄暗い電車で何時間も揺られ訪ねた商談相手とのランチで、会話がはずまず、自分が提供できる話題の少なさに絶望し、「インドの歴史やヒンズー教、ボリウッドの新作映画についてもっと勉強してくればよかった!」と心底後悔したものだ。

真のグローバル人材となるためには、話題の引き出しを増やし、自分で考える力を磨く努力が必要ということだ。

 

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【取材協力】

※ 木村尚義・・・株式会社創客営業研究所 代表取締役。近著に『考える力を磨く1分間トレーニング』(かんき出版)。